選考条件 | 選考機会 | |
グレードCとなるには | 合計3年度を超えて会員であり、かつ指定された研修会1)に合計6日以上参加している。 | 選考条件を満たすことでグレードCとなる。 |
グレードCからグレードBとなるには |
①少なくとも1回の本学会の学術集会発表+本学会本部定例会での検討症例提示+その症例報告を行う。 ②少なくとも1回の本学会の学術集会発表+関連学会2)において発表している。 ③2回以上の本学会の学術集会発表している。 ①②③のいずれかを満たす者に対し触診技術検定試験を行う。 |
触診の研修会3)での全身の触診を説明を加えながら実演できる。 原則AAAが評価する。 (研修会開催前に選考対象者であることを明確にしたうえで行う。対象者は抽選で決める) |
グレードBからグレードAとなるには |
①本学会学会誌に筆頭者として論文が掲載されている。 ②本学会以外の大規模学会4)での発表経験を持つ。 ③触診の講義とデモを適切に行う事が出来る。(A検定試験) ④治療技術のアシスタントを適切に行う事が出来る。(A検定試験) ⑤学術集会において、適切に座長を行う事が出来る。(A検定試験) 以上①~⑤を満たしたものを人材育成委員会で検討したうえで決める。 グレードAとしての能力と責任は人材育成委員会により適宜評価され、必要に応じて確認される。 |
①および②の選考条件を満たした者に選考機会を指定する。 十分な準備期間を与え、資料作成も行わせる。 A以上の監督のもとで触診研修会の講義と触診技術指導とを行う。 監督者は該当者への指導とともに評価を行う。 監督者の評価結果をもとにAA,AAAで話し合いの上決める。 |
グレードAからグレードAAとなるには |
①本学会誌以外の一定レベル以上の雑誌5)に筆頭者として論文を掲載された経験を持つ。 ②本学術集会で共同演者として発表者に対するスライドならびに発表指導をしている。 ③本学会誌で共同著者として執筆者に対する原稿指導をしている。 ④治療技術研修の講義と技術指導を適切に、魅力的に、個性的に行う事が出来る。(AA検定) ⑤治療検定(症例ごとに適切な病態評価ができ、妥当な治療計画が立てられ、理論的な治療により治すことができる)に合格する(AA検定) 以上①~⑤を満たしたものを人材育成委員会で検討したうえで決める。 グレードAAとしての能力と責任は人材育成委員会により適宜評価され、必要に応じて確認される。 |
選考条件を満たした者に選考機会を指定する。 AAまたはAAA監督のもとで技術研修会の講義と治療技術指導とを行う。 監督者は該当者への指導とともに評価(適切な病態把握・評価技術・治療技術・治療理論)を行う。 この合格を必要条件とし、さらに司会・座長・実技アシスタント・講演など、複数回の活動内容を評価する。 監督者の評価結果をもとにAA、AAAで話し合いの上決める。 |
グレードAAからグレードAAAとなるには |
①関連組織・団体から依頼された講演会・技術研修会に対し、内容を企画・計画し、実行した経験を持つ。 ②複数のAAAの評価・治療等についてディスカッションができる(AAA検定) ③査読・現行指導・司会・技術講義・技術指導を適切に行える。(マイナス評価がない)(AAA検定) ①~③を満たしたものを理事会で検討する。学会の運営に深くかかわり、学会の発展に尽力できるものとして認められれば、認定する。 |
査読・原稿指導・司会・技術講義・治療実技アシスタント・運営参加の内容で評価。 AAAとのディスカッションの機会を持つ。 AAAの推薦後理事会で決定。 |
〇 B→A、A→AA、AA→AAAの①~⑤の各項は単位制とし、取得の順番を問わない。
〇 各項のうちA検定、AA検定、AAA検定以外は、自己申告制とする。証明できるものを被選考者が整える。
〇 A→AAの治療検定は評価の実施、治療プログラムの立案、治療、効果判定の過程で審査される。
(手続きについては人材育成委員会までお尋ねください。)
【注釈】
学会発表や学会誌・雑誌掲載は選考時から選考年度を含め6年度以内とする。
1)指定された研修会とは:本学会が主催する研修会(本部主催技術研修会・新潟全国研修会・関東全国研修会・関西全国研修会)など
その他当学会員が講師を務める各種研修会(年度ごとに見直す)
2)関連学会とは:査読のない学会
3)触診の研修会とは:当学会主催の触診研修会で、講師・アシスタントが多数参加する研修会=実技指導者1名に対する受講者が10名以下の研修会(本部主催技術研修会・新潟全国研修会・関東全国研修会・関西全国研修会など)(年度ごとに見直す)
4)大規模学会とは:査読のある学会
5)一定レベル以上の雑誌とは:全国版の医学雑誌(PTジャーナル・理学療法学など)、各種関連学会誌(適否は人材育成委員会で判断する)、海外医学雑誌 (適否は人材育成委員会で判断する)
人材育成委員会
○人材育成委員会メンバー:(2011.11.19.現在)
委員長=浅野昭裕
委 員=林典雄、岸田敏嗣、鵜飼建志、松本正知、橋本貴幸、山本昌樹、中宿伸哉、赤羽根良和、八木茂典
【注 : 人材育成プラン開始について】
・当プラン開始時に各会員がどのグレードに該当するかは、代表理事とその指名者からなる組織(人材育成委員会)が基準を作り、過去一定年の実績等を根拠に行う。
・選考機会・選考方法の詳細は人材育成委員会で検討し、理事会で承認する。
・本プランは2011年4月より開始する。
【グレードについての追加説明】
1.暫定グレード:
暫定B :Bの条件を満たし、人材育成委員会が触診の能力をB相当と評価する者
暫定A :Aの選考条件を満たし、人材育成委員会がアシスタント能力をA相当と評価する者
暫定AA:AAの選考条件を満たし、人材育成委員会が司会や講演の能力をAA相当と評価する者
学術面での実績が十分で、本学会の考え方をよく理解し、本学会が認める触診技術を備えており、今後本学会活動に継続的に参加しようとする意志を持つ者に対し、その実績に応じて与えるグレード。実績は講演・著書・論文等で、考え方が明確に示されるものであること。人材育成委員会で評価し決定する。
★該当者は選考機会を優先的に得られ、能力を確認されれば正式なグレードを与えられる。
2.グレードアップの規定
C:自己申告。 Cの認定は無期限有効
B、A、AAの実技
評価基準の作成と合格ラインの設定は、人材育成委員会で行う。
選考対象者の選出は、自己申告と推薦をもとに人材育成委員会で決定する。
選考機会の周知は、各企画の案内に含めるものとする。
指導見学制度(A、AA選考に先立ち、指導者に付いて指導方法を学ぶ機会を与える。)を利用できる。
3.グレードの失効
① 各グレードを認定されながら、1年以上会員でなくなった者
② 各グレード合格後に申告に誤りが見つかった場合には検定の結果を無効とする。
③ 人材育成委員会がグレード相当の責任をはたしていないと判断された者は、暫定グレードとして扱い、暫定グレードとして検定を受ける機会を設ける。不合格であれば当該グレードは失効し、1つ下のグレードとする。
4.その他
a 申請方法などは本学会ホームページで連絡する。
b 対外用に上位グレードには次の名称を充てる。
AAA:整形外科リハビリテーション学会 特別上級指導員(Advanced therapist of orthopaedic rehabilitation)
AA:整形外科リハビリテーション学会 上級指導員(Pre-advanced therapist of orthopaedic rehabilitation)
A:整形外科リハビリテーション学会 認定指導員(Commendable therapist of orthopaedic rehabilitation)
c夏~秋の検定合格者は年末総会時に、冬~春の検定合格者は学術集会時に、各グレード検定合格の認定証を授与する。準備は事務局が行う。
d 特別上級指導員(Advanced therapist of orthopaedic rehabilitation)、上級指導員(Pre-advanced therapist of orthopaedic rehabilitation)、認定指導員(Commendable therapist of orthopaedic rehabilitation)の各名称は、該当者が当学会の会員であることを条件に対外的に使用できる。
改訂
2011.12.11.
2012.10..20.
2014.6..14
触診技術検定試験およびグレード認定制度に関するお問い合わせ、受験希望などは、メールにてご連絡ください。なお、下記の必要記載項目を明記のうえ、ご連絡ください。(電話による問い合わせはご遠慮いただいております。)
必要記載事項
【件名】整形外科リハビリテーション学会 人材育成委員会への問い合わせ/ 検定試験受験希望
【会員番号】
【氏名】
【問い合わせ事項】(触診技術認定制度/グレード認定制度/B検定試験について/A検定試験について/AA検定試験について 等)